
日本ポーテージ協会は、「ポーテージプログラム」を日本全国及びアジア地域に普及させるために、1985年に創立されました。2014年にに東京都より認定NPO法人に認定され2025年に創立40周年を迎えました。
『ポーテージ早期教育プログラム』を使って、発達に遅れや偏りのある乳幼児の家庭での親(保護者)指導について、早期からの発達相談とそのご家族支援を行っています。 現在では、会員数約600名で、全国に39支部があり、それぞれの地域の特徴を活かした相談活動を展開しています。
また、「ポーテージプログラム」を学びたい方やポーテージ相談員の養成のために、初級研修セミナーを年3回、中級セミナーを年1回開催しています。グループ指導のセミナーとしては、インクルージョン保育を展開するための幼児・グループ指導カリキュラムセミナーを年1回開催しています。 その他、ご要望に応じて、ポーテージプログラムの1日セミナーや各地の研修会などへ講師派遣を行っております。
発達に遅れや偏りのある子どもとその親や家族をエンパワメント
- ポーテージプログラムに基づく発達相談やグループ指導を全国に展開
- 親と家族の子育て支援
- 学齢期の子どもの行動支援
- ポーテージプログラムを紹介する小冊子、『ポーテージプログラムとは?』をこちらからダウンロードできます。
日本ポーテージ協会 会長挨拶
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ごあいさつ

認定NPO法人日本ポーテージ協会
会長 髙橋 昇
2026年度から認定NPO法人日本ポーテージ協会(以下、本協会とする)の三代目の会長を務めさせていただくことになりました髙橋昇と申します。二代目会長の清水直治先生の下では常務理事として本協会の運営に携わってまいりましたが、その経験を踏まえて事業を継続していくとともに、社会情勢に応じた改革を進めていきたいと考えております。
本協会は、発達に遅れや偏りがある子どもの0歳からの発達支援と親・家族支援のためのさまざまな活動・事業を行うことを目的として、1985年に設立されました。2014年には東京都より認定NPO法人に認定され、広く社会への貢献につながる活動を行う団体として事業を行ってきました。そして2025年には創立40周年を迎えることができました。このように長きにわたって事業を続けてくることができたのも、会員をはじめとして多くの皆様のご理解とご支援によるものと深く感謝いたします。
本協会の最も基盤となっているのが『ポーテージ早期教育プログラム』です。このプログラムの元となるものは、米国ウィスコンシン州ポーテージにおいて1976年に作られた『ポーテージ早期教育ガイド(改訂版)』です。本協会の初代会長である山口薫先生が清水直治先生と共にその日本版の開発に着手され、私は大学院生の時にそのチームの一員として開発作業に協力させていただきました。そして1983年に『ポーテージ乳幼児教育プログラム』が完成しました。その後2回の改訂が行われ、現在は2020年版の『ポーテージ早期教育プログラム』が広く使われていますい(以下、簡略化のためにポーテージプログラムという)。
初版の発表から現在にいたるまでポーテージプログラムの普及と適切な利用を目的として「初級研修セミナー」が行われてきました。そして間もなく100回目を迎えるまでに回数を重ねてきました。このセミナーは全国から多くの方が受講され、延べ数千人に上ると思われます。また、ポーテージプログラムを用いた発達支援の質を担保するために、認定相談員と認定スーパーバイザーの資格制度も作り、5年ごとに資格更新を行っております。
本協会はポーテージプログラムの他にも、保護者や支援の現場の要請を受けて、『インクルージョン保育のためのグループ指導カリキュラム』(2005年初版、2015年及び2025年に改訂)、『学齢期生活支援ガイド』(2025年)、『幼児教育を行う施設のためのインクルーシブ保育モデル』(2025年)を開発してきました。これらについても研修セミナーを行うとともに、臨床的な妥当性を確認するための研究活動を継続しています。
さて、この40年の間に社会情勢は大きく変わり、特に少子化は国の想定を上回るスピードで進み、我が国のあらゆる分野に大きな影響を与えています。本協会においては個人会員の減少と団体会員の微増、そして財政難という形で少子化の影響が表れてきています。こうした変化に対応するために2025年度までに団体会員に関わる定款の改定や規程の新設などを行ってきました。また、止む無くポーテージ相談の相談料を値上げさせていただきましたが、会員と非会員との金額を差別化することにより、会員であることのメリットを明確化しました。さらに本協会の知的財産を保護するために、「ポーテージ協会」という名称とロゴマークの商標登録申請を行い、2026年9月24日付で正式に登録されました。
これらの成果を踏まえ、2026年度からは新たな「中期計画(2026-2029)]に基づいて事業を進めているところです。具体的な内容についてはこのホームページに公開されておりますのでご覧になっていただきたいと思います。
厳しい情勢の中で本協会を持続可能なNPO法人としていくためには、さらに事業の見直しや改革が必要になると考えておりますので、会員の皆様におかれましてはなにとぞご理解とご協力をお願いいたします。また多くの皆様にも本協会の活動をご理解いただき、あわせてご支援を賜りますようお願い申し上げます。
日本ポーテージ協会 歴史
1972年にアメリカ合衆国ウィスコンシン州ポーテージ市で「ポーテージ早期教育ガイド」が出版されると、早期からの教育効果は顕著に現れました。
1980年に厚生省(当時)の研究助成を得て、アメリカ合衆国の早期教育プログラムの日本版作成を始め、
1983年に日本版の「ポーテージ乳幼児教育ガイド」が出版、
1985年に日本ポーテージ協会は設立されました。
その後2000年に東京都からNPO法人に、
2014年には認定NPO法人に認定されました。
プログラムはその後も2005年には「新版ポーテージ早期教育プログラム」
2020年には「ポーテージ早期教育プログラム」と二回改訂を行って、
日本での40年近い臨床経験を活かし、尚子育て環境の変化や福祉の新しい制度にも対応する内容となっています。
また、2005年には「インクルージョン保育を展開するための幼児・グループ指導カリキュラム」の出版
2016年には「インクルージョン保育のためのグループ指導カリキュラム」として改訂しました。
世界35か国語に翻訳されたポーテージ早期教育プログラムは、最近ではモンゴル語版作成の支援しています。
日本ポーテージ協会 事業内容
- ポーテージ相談
- ポーテージプログラムを基に全国の支部でまた全国の児童発達支援所/センター、放課後等デイサービス、民間の福祉機関などにおける早期からの発達相談、家庭訪問による相談、電話相談を実施
- 支部活動
- 現在全国39支部で相談活動や学習会、季節行事などを実践 支部一覧(2025.7現在)
- 研修事業
- ポーテージプログラム初級・中級研修セミナー、ポーテージ相談のための基礎講座、ステップアップセミナー、グループ指導カリキュラム研修セミナー、講師派遣などを実施。研修セミナーを受講することによって「ポーテージ認定相談員」「ポーテージ認定スーパーバイザー」の資格を認定
役員一覧
- 会長
- 高橋 昇 (公認心理士)
- 副会長
- 谷島 邦雄 (事務局長兼任)
西永 堅 (星槎大学 副学長) - 常務理事
- 山下 由紀恵(島根県立大学 名誉教授)
- 理事
- 大塚 晃(元上智大学総合人間科学部 教授)
成澤 佐知子(四天王寺太子学園 施設長)
橋本 伸子(富山県 富山市恵光学園 施設長)
矢作 淳子
荻原 稔(東京都立青峰学園主幹教論)
花田 栄子
重見 幸二(愛媛県社会福祉法人宗友福祉会 理事) - 監事
- 小倉 輝久
南 博(社会福祉法人みなみ福祉会みなみ栄保育園 園長)
- 顧問
- 宮崎 英憲(全国特別支援教育推進連盟 理事長)
柳下 道子(社会福祉法人松原愛育会 理事長)
清水 直治
国際活動
認定NPO法人日本ポーテージ協会は、国際ポーテージ協会に加盟しています。
国際ポーテージ協会は2年ごとに国際ポーテージ会議を開催しています。
1988年の第2回大会は東京で、1998年の第7回大会は広島で開催されました。
毎回日本からも多くの人たちが参加し、研究の成果や活動報告などを行っています。
また、日本ポーテージ協会は、アジア地域にてCBR活動のなかで、ポーテージプログラムの普及に努めています。これまでに以下の国(都市)でワークショップを開催してきました。

- 中国(南京、大連、北京、成都)
- パキスタン(カラチで2回)
- バングラデシュ(ダッカで2回)
- 台湾(台北)
- フィリピン(マニラ、セブ、ダバオ)
- ネパール(カトマンズ、バネパ、バグルング)
- インド(チャンデーガル、ニューデリー)
- インドネシア(ジョクジャカルタ)
会員種別
当協会の目的にご賛同いただけます場合は、是非ご入会をお願いいたします。
日本ポーテージ協会団体会員についてのご案内です。登録ご希望の方はこちらをご覧ください
友の会
ポーテージプログラムで育った子どもたち・青年たち、親・保護者による交流会を開催しています。
年1度親子で集まり、子どもたちはそれぞれの成長をダンスや歌、ピアノ、朗読、日本舞踊などで披露してくれます。
また、子どもたちがゲームやお話し、人形劇 や音楽会などで楽しんでいる間に親(保護者)たちはディスカッション、講演会など情報交換の場を持つようにしています。このようにポーテージプログラムによる相談が終了してからも、その後の成長を何時までも見守っています。
ポーテージフォーラム
毎年6月に開催されているポーテージフォーラムには全国から会員が集い、協会の総会の他、
会員交流会や学習会、認定相談員会議などを行っています。
過去のポーテージフォーラムのご紹介
2017年: 講演 「ポーテージプログラムによる やさしい応用行動分析」
講師 日本ポーテージ協会理事 星槎大学准教授 西永 堅
学習会 「日常生活で活かす応用行動分析」
2018年:パネルディスカッション 「ポーテージプログラムに おける親・家族支援」
【パネリスト】(50音順)
大塚 晃 上智大学総合人間科学部教授
白幡 久美子 中部学院大学短期大学教授
田村 ゆき 埼玉花崎支部会員
土橋 とも子 日本ポーテージ協会顧問
山下 由紀恵 島根県立大学人間文化学部教授
2019年:とことんしゃべって「ポーテージの輪」
時間をたっぷりとり、聴きたいこと、知りたいこと、たくさんのアイデア、知識を交換する ことができました。
個人会員である保護者や相談員、団体会員である事業所の職員等、様々な立場の方が共に学び活発に意見交換をする場となります。
第7回 認定相談員会議 (2021年度)2022/2/23(水・祝)開催しました
出版・教材
機関誌「ポーテージポスト」の発行、「発達が気になる子どものためのポーテージプログラム入門」(合同出版)など書籍の出版、教材教具の制作
基本は変わらずより使いやすく、より時代に合わせたプログラムセットの販売です。発達領域ごとに0歳から6歳までの年齢段階順に行動目標を配置した「チェックリスト」と使い方の説明と行動目標ごとの指導示唆を表した「マニュアル・活動カード」、それぞれの行動目標の目安となる「行動目標 達成基準」があります。
日本ポーテージ協会が2015年に出版したインクルージョン保育のためのグループ指導カリキュラムー「遊びユニット」中心の多層水準指導の販売です。保育所での「設定保育」や幼稚園での「課題遊び」に当たる「遊びユニット」を中心とする、発達の水準が大きく異なる子どもたち一人ひとりに対応するための「多層水準指導」を実践するカリキュラムです。こちらから購入ができます

書籍「発達が気になる子どものためのポーテージプログラム入門: 0歳から家庭でできる発達支援」
- 価格:
- 1,760
- 円(税込)
発達に遅れや偏りのある乳幼児の親(保護者)が中心となって、0歳の子どもからできる発達支援をおこないます。
子どもにとって自然な環境である家庭や日常生活の中で、子どもの特別なニーズをとらえ、応えるための指導の進め方・行動目標の達成や、行動障害の理解と対処などについてわかりやすく解説していきます。
子育て中の全ての人にオススメできる本です。
決算情報 事業報告書・貸借対照表・決算報告書
2026年6月21日年次総会で承認された決算情報は以下の通りとなります
過去の決算情報はこちらから
2024年度
2023年度





