2023 年度 第2回 団体会員交流会を振り返って

今年度、通算で2回目となる団体会員交流会を、2023年1216()10時から12時までZOOMによるオンラインで開催しました。当日は、事務局の積極的な周知にも助けられ、60名(15団体)を越える方にご参加いただきました(202312月現在で、計78団体)。

今年度は、愛媛県松山市の社会福祉法人 宗友福祉会 天使園(児童発達支援センター)の菊池美侑さんと石川県金沢市の社会福祉法人 松原愛育会 石川療育センター(重症心身障害児者施設)の木津一美さん(認定スーパーバイザー)から実践報告をいただきました。

天使園からは、特に福祉型児童発達支援センターでの個別療育、集団療育、親家族支援についてお話しいただきました。ポーテージプログラムや保育所保育指針の観点を取り入れた緻密な「児童発達支援計画書」や、各課題と対応した具体的な個別療育の取り組み事例の紹介は、他の団体の実践例として非常に参考になりました。また、親家族支援への取り組みの充実も、親家族と共に子どもを育てる姿勢ゆえに、熱心に取り組まれることもわかりました。

石川療育センターからは医療機関としての機能を背景に、外来でのポーテージプログラムの実践報告をいただきました。受診から療育提供までの流れや、心理士や機能訓練士といった他の専門職との協働、その中でのポーテージ相談員としての取り組みについて、これまでの経緯を含めてご報告をいただきました。親家族の声として、1ヶ月に2回受けたいが、1回枠でとらないと新規が受けていけないなどの状況もお聞きでき、地域の発達支援機能として求められる反面、ポーテージ相談を専従で実施するスタッフの課題も共有いただけました。

実践報告後に、協会の小倉監事と成澤理事からはコメンテーターとして元気をもらえるコメントをいただき、学びを広げていただきました。それを受け、グループごとに会員相互の交流をしていただきました。今後も実践報告などをさらに発展させ、団体会員相互に支援の質を高め合えるような取り組みを企画して参りたいと考えております。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

認定スーパーバイザー

木村将夫