実践講座 3
応用行動分析学の原理・手続きの適用
対象:認定相談員・契約相談員(中級研修セミナー修了者以上)
団体会員の受講は応相談
ポーテージプログラムの視点からの意思決定支援
障害がある方たちは他者や代理人によるパターナリズムによって決められてきた歴史がありましたが,それらは現在否定されています.
現在では,意思決定支援として,意思表出支援と意思形成支援がありますが,それは,周りが本人を理解するだけではなく,本人自身が適切なコミュニケーションスキルを獲得し,適切な意思を決定できることを目指したエンパワーメントも重要になります.
ポーテージプログラムは,現在,児童発達支援事業や,放課後等デイサービス事業における個別の支援計画で最重要視される5領域のもとになっているプログラムであり,5領域の観点から,本人の意思決定も支援しています.
0歳からの日々の活動において,意思を適切に表出し,それらが具体的に認められていくことが重要だと考えられます.
また,思春期以降,意思の表出として,コミュニケーション機能をもつ自傷行動や他傷行動を示す強度行動障害に対しても,それ以前からの適切なコミュニケーションスキルの獲得も重要になります.
一緒に,ポーテージプログラムの核となる応用行動分析の原理・手続きの適用から意思決定支援を検討していきたいと思います.
この実践講座は聞いて学ぶだけでなく、参加者同士意見交換、情報交換しながら学びを深めることをもう一つの達成目標としています。
中級研修セミナーを修了して、実際に相談を行っている方が対象の講座です。
すでに相談員として活躍中の皆様にも十分役に立つ、示唆に富んだ内容となっています。
また上記の条件に満たない事業所等でポーテージプログラムを活用した支援や相談を実施している団体会員職員の受講も検討いたします。是非ご相談ください。
日 時
2025年1月25日(土) 13:00~16:00
場所
オンライン研修(ZOOM使用)
講師
西永 堅
認定NPO法人日本ポーテージ協会 副会長
星槎大学 副学長(共生科学部)
参加費
ポーテージ中級研修セミナー修了者以上の方が受講可能です。
認定相談員、契約相談員など実際に相談に関わっている方向けの勉強会となります。
会員 3000円
契約相談員 2000円
お申し込み受付は下記フォームから