第18回 インクルージョン保育のための ポーテージグループ指導カリキュラム研修セミナー

終了しました。ご参加ありがとうございました。

担当講師より

2022827日(土)、28日(日)グループ指導研修セミナーが双方向オンライン配信で開催されました。新型コロナ以降、認定NPO法人日本ポーテージ協会もオンラインによる研修体制が整い、機材トラブルやインターネットの接続不良もなく、両日ともに円滑に講義を進めることができました。

受講者の皆様もオンライン研修に慣れていたのか、演習に活用したGoogleスプレッドシートの共有も扱いに慣れていたように感じました。大学の授業においても、ハイフレックス方式で進められることが多くなってきたようです。いつでも、どこでも同じ内容の研修ができることは時代のニーズなのでしょう。そこで求められる研修の“質”について、今後も検討が必要になってくるのではないでしょうか。

受講者にとって研修が参加しやく、扱いやすく、わかりやすくなど、さらにプロジェクトチームを中心に研修内容を研鑽して次年度以降の研修につなげてまいります。

日本ポーテージ協会 運営委員  南 博

受講者のことば

集団活動や子ども一人ひとりの見方、遊びに着目する視点が変わるように思います。

アセスメントの重要性、そしてこどもの状態像に合わせたカリキュラム考え方について学ぶことができました。

双方向オンライン配信で、全国どこからでも受講することができます。

オンラインセミナーではビデオミーティングシステムZOOMとリアルタイムで共有できるGoogleスプレッドシートを使用します。

様々な発達段階の子どもたち、みんなが参加できる集団活動を

 

発達水準の違う一人一人の子どものニーズに対応しながら、グループで共通の目標に沿った活動を展開する「多層水準指導」が特徴です。
保育園や幼稚園などでもニーズの違う子供にインクルーシブな指導をするための理論・実技が学べます。

 児童発達支援事業所や放課後デイ、保育所などでグループ保育を行っている方

 グループ指導に関する基礎的な理論や実技を学びたい方

参加者のことば

発達の検査では一期一会のかかわりであることが多く、その場のお子さんのパフォーマンスのみを評価することが多いのですが、保育や療育の中での子ども育ち、発達段階から得られる適切な支援への手掛かりについて学べて良かったです。

今後は、評価および保護者へのフィードバックや計画についても行動分析の理論から話が活かせそうです。

グループ指導用のチェックリストが非常にわかりやすく、個別のチェックリストでは難しくても、これなら活動しながら活用することが出来そうだと感じました。

多層水準指導のような考え方は全スタッフで共有する機会を設けていくようにします。

「第14回グループ指導カリキュラムセミナー」 アンケートより

インクルージョン保育のためのポーテージグループ指導カリキュラムの項目もご参照ください。

日 程:  8月27日(土)28日(日)(申込締め切り8月18日に変更いたしました)

参加費:  会員   20,000円/人(団体会員に所属する方を含む)
     会員外   24,000円/人

受講方法:  ZOOMを使用したオンライン研修

受講資格:グループ保育を行っている方やグループ指導に関する基礎的な理論や実技を学びたい方

定 員: 50名

講 師:日本ポーテージ協会 会長   清水 直治

   日本ポーテージ協会 理事   成澤 佐知子(大阪・四天王寺太子学園 施設長)

   日本ポーテージ協会 運営委員  南 博(千葉・みなみ栄保育園 園長)

 

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