楽しいね!

 

支援者も子どもと一緒に育つ。

   その間違わない仕組みとしてポーテージプログラムの存在を位置づけています。(大阪・たじりこころ園)

 

児童発達支援事業所、放課後等デイサービス(福祉通所支援施設)、
幼稚園、保育所、認定こども園(幼児教育施設)等でお子さんの支援をしている方へのご案内です

新しく児童発達支援事業所や放課後等デイサービスを立ち上げる事業所主様、
幼稚園、保育園等で発達のばらつきのあるお子さんの支援を積極的にしたいと考えている
現場のスタッフの皆様にもぜひ知っていただきたいプログラムです。

ポーテージプログラムは「児童発達支援ガイドライン」に対応できるプログラムです!

2017年(平成29年)7月、厚生労働省から発表された「児童発達支援ガイドライン」では

①子どもの将来を見据えた発達支援
②家族支援
③ライフステージを通した一貫した支援
④身近な地域における支援

が全国どこにおいても実現していくことが目指されています。

ポーテージプログラムの指導は、
①チェックリストを使ったアセスメントにもとづいて選びだされた行動目標の指導。
②その行動目標を日常生活の場面で応用 ( 般化 ) し、維持し定着させる指導。
③親に家庭での指導が円滑に行えるように援助をする指導です。

この意味で、ポーテージプログラムは、本人の発達支援を行うとともに家族支援(ファミリーサポート)を行っていくもので、児童発達支援と重なるものです。

保育指針の「10の姿」とポーテージプログラム

2017年に改訂された保育の基準となる「保育所保育指針」では、

着替え

子どもたちが小学校就学前の姿を想定した
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」が示され、
具体的な姿や保育者の指導のポイントがまとめられました。
この「10の姿」は発達の偏りのあるお子さんや多様な集団で
目指すことを実践することは容易ではありません。

ポーテージプログラムのチェックリストは「10の姿」に対応、
アセスメントからその子なりの発達課題を見つけ出すことができる内容になっています。

利用施設の声

全国各地の大小規模児童発達支援施設・センターで長年使われている実績があります。

チェックリストに記載された行動目標や発達経過表があるので、子どもの遅れや偏りが目で見てわかりやすい。
(石川・石川療育センター)

新人職員と経験のある職員が「発達」を共通の視点で客観的に見ることができるポーテージプログラムは新人職員育成にも有効です。
(福岡・北九州市立若松ひまわり学園)

子どもの持つ力を伸ばすこと、子どもを支える家族の力を引き出すこと、その両方をかなえてくれます。
(佐賀・佐賀県療育支援センターくすのみ園)

ポーテージは標準的な発達を見せる子どもにとっても有効な教育プログラム
幼稚園や保育園でも丁寧な発達の経過を「保護者と」も「職員間で」も共有できます。

月案にポーテージの行動目標を設定したり園全体で保育を組みたてていくと、その年々で子どもの発達の進み具合に大きく差が出ることが少なくなります。
(埼玉・梅花幼稚園)
家庭環境や保護者の考えなどを知ることで保護者と一緒に成長を喜ぶことができます。
(千葉・つぼみ幼稚園)
チェックリストを活用し、障害のない子どもも含めてすべての子どもに対し、個別の指導計画を作成する際に役立った。
(千葉・みなみ栄保育園)

ポーテージプログラムの特徴

「チェックリスト」で発達の視点で子どもの全体像を把握できる。
見い出された課題は行動目標ととらえることもできる→未就学児のアセスメントツールとして大変効果的です。
学齢児には苦手だったり不得意だったりする動作や操作の土台となっている行動の獲得状況をアセスメントできます。
「課題分析」で、支援者の援助方法のレパートリーが増える。
ポーテージプログラムの課題分析とは、支援者による援助の度合いを変えること(プロンプト・フェイディング)を意味し、支援者の援助度が下がることが子どもの自立度を上げることと関係しています。
「PDCAサイクル」で、個別支援計画書の作成ができる。
ポーテージプログラムのサイクルは、チェックリストによるアセスメントにはじまり、行動目標の選定、課題分析など、いわゆるPDCAサイクルそのものである。このサイクルは個別支援計画の作成サイクルそのもので、行政より事業所として求められている姿を体現できます。
ポーテージプログラムのサイクルは、個別支援計画を作成することが求められている機関すべてにおいて、活用できます。
親・家族への支援
子どもを知り、発達を促す適切な支援の方法を家族と共有することで保護者へのエンパワメントとなります。 

事業所での支援者向けセミナー

-ポーテージを学ぶ—

三つのセミナー形態から事業所の規模や目的に合ったものをお選びいただけます。

ポーテージ初級研修セミナー

ポーテージプログラムに関する基礎的な理論(ABA)や実技を学びたい方を対象とするセミナー

    • 年四回、各地で開催

発達に遅れや偏りのあるお子さんの対応のコツが2日間で学べる実践的な内容のセミナーです。
次年度の個別支援計画作成にも活用できる内容です。
ポーテージの技法をもっと知りたい保護者の方もこの機会に是非。
児童発達支援事業所や放課後デイ内で複数の支援者で参加されるとその後の適用もスムーズです。

現在募集中の初級研修セミナー

 

インクルージョン保育の ためのグループ指導カリ キュラム研修セミナー

「多層水準指導」(インクルー ジョン保育)では、遊びや 日常生活の中で、様々な発達段階の子どもたちの個別ニーズに対応しながら、グループ共通の目標に沿った活動を組み立てるプログラムが学べます。

  • 年一回 東京で開催

第20回グループ指導カリキュラム研修セミナーは2025年2月15-16日開催予定です。

ポーテージ相談のための基礎講座

ポーテージ初級研修セミナー、グループ指導カリキュラム研修セミナーを受講修了された方、保護者、支援者、保育士、幼稚園教諭、教員等講義内容に関心のある方対象の半日間の講座です。

ポーテージプログラムを利用するうえで知っておいた方が良い基礎知識を学習できます。
認定相談員更新のための研修要件としても認められます。

勉強会、職場研修 などの各事業所、 園での企画のご相談に応じます。

  • 二時間一コマ 一日三コマまで

ポーテージプログラムを使って実際に支援をする -ポーテージを使う-

ポーテージプログラムを適用して支援・療育を行う事業を展開する際に、助言や相談員の派遣ができます。
ポーテージプログラムを使用している事業所・団体として広報するためには以下の方法があります。

事業所内でのポーテージプログラムの取り入れ例

 

☆協会の契約相談員にポーテージ相談を委嘱
お近くの契約相談員派遣して、事業所内でポーテージ相談(個別の親支援)のサービスを
提供することができます。
☆事業所内の職員がポーテージ相談を行う
初級研修修了済みのスタッフに対してスーパーバイズをしながらポーテージ相談のサービスを
提供することができます。

ポーテージプログラム

☆現在行っている支援に加えてポーテージの技法を取り入れる
個別のポーテージ相談を家族に対して行わずに現在事業所が行っているサービスに加えて、
・チェックリストを使った発達段階の確認・共有ができる
・個別支援計画作成の標準化ができる
・指導に応用行動分析(ABA)を活用することで問題行動や行動形成に一貫性のある対応ができる
・親の子育てに対する「どうすればいいかわからない」に的確に応えて支援する

※プログラムを利用する際は事業所単位での日本ポーテージ協会への団体登録が必要です。    団体会員規定・入会申込はこちら

高度の専門知識を持つ認定スーパーバイザー(全国各地に20名) が定期的にスーパーバイズすることが可能です(有料契約)※ポーテージ相談を行う場合は団体に認定相談員がいるか、 いない場合は協会とスーパーバイズ契約が必要です。

スーパーバイズ事業 相談員派遣
  • 日本ポーテージ協会とスーパーバイズ 契約を結び、貴団体の行うポーテージプログラムのスーパーバイズを受けることができます。
  • 貴団体に日本ポーテージ協会認定相談員がいない場合にはスーパーバイズ契約を結んでいただきます。
  • ポーテージ相談のできる認定相談 員を派遣して、ポーテージ個別プログラムを行うことができます

※プログラムを利用する際は事業所単位での日本ポーテージ協会への団体登録が必要です。

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