「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」研究協議会

学齢期のこどもたちに対応した新しいポーテージ発のガイド

  乳幼児期からの療育の有無や障害の種別や程度は問いません

  就学してからの「困った」に対応

「これからやってみたい」、子どもの意思決定の力を育てる

成人期の豊かな自立生活に向けて必要な力を身に付けるための

実践的サポートをしていくプログラムです。

 ソーシャルスキルだけでなくライフスキルや生活に必要なアカデミックスキルを社会性、言語・コミュニケーション、認知・思考、身辺自立、運動の5領域でまとめた「活動目録」を利用して、十分なアセスメントに基づいて、一人ひとりに対応する具体的な行動目標を考えます。

「学齢期生活支援ガイドの作成について」

 学齢期になると子どもたちが家庭で過ごす時間は短くなります。学校や福祉は忙しい保護者に負担をかけないように注意を払っています。でも学齢期の子どもはまだ寝食の大部分を家庭で行いますし、休日には親子で外出もします。家庭の役割はまだ大きいのです。

 『ポーテージ学齢期生活支援ガイド』は家庭を基礎とし、家庭学校地域の包括的な行動支援を目指して開発されました。『ポーテージ早期教育プログラム』で培った親家族支援を活かしたプログラムです。

 学齡期に達成していることが望ましいことをまとめた「活動目録」を用意して、保護者や子どもと共に、できそうなこと、やりたいこと、できるとよいと思う目標を見つけて、応用行動分析の原理を適用して達成を目指します。学校や福祉の方には家庭との連携ツールになり、保護者や子どもは「できた」を経験してポジティブな気持ちになって、豊かな自立生活を目指すことができます。

和田支部研究会 認定相談員 北河 敦子

会員限定 資料付き研究協議会

対象:ポーテージ初級研修セミナーまたはグルカリ研修セミナー受講済みの会員

ポーテージ相談を受けている保護者(セミナー受講歴は問いません)

団体会員の受講は応相談 

「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」研究協議会を企画して

 学齢期の子どもたちの生活に焦点を当てた支援の重要性について、改めて学ぶ機会となりました。本ガイドは、長年にわたる臨床実践や研究の積み重ねに加え、現場からの「学齢期に特化したプログラムが欲しい」という強い要望を背景に作成されたものであり、多くの実践者の思いが形になった取り組みであると感じました。

 研究協議会では、ガイドの具体的な活用方法や事例が紹介され、子どもたちの日常生活に即した支援の視点が分かりやすく示されていました。子どもの生活の中で今できていることに目を向け、小さな「できた」を積み重ねながら成長を支えていくというポーテージの考え方が、学齢期の生活支援にもつながっていることを実感しました。また、相談員の工夫や関わりが保護者との信頼関係を築き、子どもの成長を共に支えていくことの大切さも改めて感じました。

 アンケートでは専門用語が分かりにくいという意見もありました。本ガイドは心理検査ではないとのことで、今後どのように科学的検証を積み重ねていくのかという視点も大切になると感じました。こうした課題を踏まえながら、「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」が実践の中でさらに活用され、子どもたちとその家族の生活を支える指針として発展していくことを期待するとともに、私たち相談員も研究協議会において、今回参加された皆様と共に学びを深めていきたいと思います。

              和田支部研究会 契約相談員  井手 久美子

 

「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」研究協議会 開催の経緯

 日本ポーテージ協会は就学前の乳幼児を対象に、1983年の「ポーテージ乳幼児教育プログラム」2005年の「新版ポーテージ早期教育プログラム」 2020年の「ポーテージ早期教育プログラム」を用いた指導で40年にわたって成果をあげてきました。

 しかし就学以降もこのプログラムを使って配慮無しに指導を続けたときの弊害も出てきました。学齡期の子ども向けのプログラムを別に作るべきと2013年に「学齡期の子どもの行動支援プログラム」を開発しましたが、手続きが煩雑と普及しませんでした。

 そこで協会の杉並和田支部は別途「ポーテージ学齡期生活支援ガイド」の開発に2020年から取り組み、昨年試作版を完成して6月の40周年記念大会で公表して、研究協力いただける方に50部販売しました。

 説明がないと使い方がわからない、試作版の評判を聞いたので入手したいとの声があり、このたび会員限定の資料付き研究協議会を企画しました。

今回お付けする資料は6月の試作版にその後いただいた意見を元に一部加筆変更をして、体裁も使いやすいように整えました。

今後の活用について

 保護者様

「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」を使っての相談をご希望される方は、担当の相談員にご相談ください。セットのご購入と研究協議会への事例提出許諾をお願いいたします。

放課後デイなどの事業所

「ポーテージ学齢期生活支援ガイド」を事業所で支援に活用したい方は、研究協議会での説明動画を視聴していただき購入していただくことができます。その際は次回の研究協議会への事例提出を前提といたします。

ポーテージ相談員

今回の研究協議会に参加されなかったが説明動画視聴の上、活用を希望される方は事務局にご相談ください。その際は次回の研究協議会への事例提出を前提といたします。

→事務局へご相談ください

今後、参加者の方はいろいろな場所でこの生活支援ガイドを使って学齡期の子どもに指導を行っていただくことができます。また任意でその結果を報告いただき、日本ポーテージ協会和田支部研究会が成果をまとめて、研究の質を深めてまいります。

生活支援ガイドの今後の販売は今回の研究協議会の参加者に限り事務局を通して行います。

来年度も同様の研究協議会を開催して、利用を広げていく予定です。

日 時 

 2026年3月1日(日) 13:00~16:00

申し込み締め切り日 2/24(月)

場所 

ハイブリッド開催となります

①対面会場:セシオン杉並第5集会室

〒166-0011 東京都杉並区梅里1丁目22−32

東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩5分、「新高円寺駅」徒歩7分

②オンライン会場:ZOOM

定員

①②ともに20名ずつ

参加費

ポーテージ初級研修セミナー修了者以上

〇グループ指導カリキュラム研修セミナー修了者

〇ポーテージ相談を受けている保護者(セミナー受講歴は問いません)

会員であることが必要です

  会員   5000円

資料代一部(3000円)分を含む

お申し込み受付は下記フォームから

申し込みは締め切りました