ポーテージ  Q&A

Q1:応用行動分析とは何ですか?

A:アメリカ合衆国の心理学者スキナーが創設した行動分析の原理を応用して、子どもの行動を望ましい方向に変えていくのが応用行動分析です。ポーテージプログラムでは,チェックリストから選び出された行動目標を「強化の原理」を用いて達成させます。また,行動目標がすぐに達成されそうにないときはに「課題分析」を行います。

Q2:チェックリストとは何ですか?

A:ポーテージプログラムは発達領域を「乳児期の発達」「社会性」「言語」「身辺自立」「認知」「運動」の6つに分けています。チェックリストには発達領域ごとに達成されると望ましい行動目標が発達年齢0〜6歳まで、発達の系列に従って全部で576項目色分けされて配列されている冊子です。これをもとにお子さんの発達の度合いをチェックしながら指導します。

Q3:どうして親(保護者)が教えるのですか?

A:①家庭は子どもにとって自然な環境である②一人一人の発達の度合いが違う上、親が一番子どものことをよく知っている③家庭の日常生活の中で指導することが効果がある④生まれてから年齢の低い時期は親といる時間がもっとも長いなど、親によって,子どもにとって「自然な環境」である家庭での指導はさまざまな利点があります。

Q4:ポーテージ認定相談員とはどんな人ですか?

A:日本ポーテージ協会は「ポーテージ早期教育プログラム研修セミナー」を毎年行って ます。初級・中級セミナーを受講し、レポートを提出して審査に合格し理事会で承認されると日本ポーテージ協会公認のポーテージプログラム認定相談員になります。ポーテージプログラムを用いた指導はポーテージ認定相談員が中心になり親と相談しながら行います。

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Q5:小学校に入ってからも使用できますか?

A:ポーテージプログラムは,6歳までの発達水準の行動目標が用意されていますが、発達年齢が6歳までに達していない場合には親が希望すればポーテージ相談を受けることができます。しかし,その際には,実際の年齢に配慮した指導が進められます。

Q6:他の所(保育園・幼稚園・児童発達センターなど)にも通っています。 ポーテージプログラムはそれでも使用できますか?

A:月に1,2回1時間ほどの相談ですので、時間的についてとくにたいへんな問題ないでしょう。家庭での個別指導に合わせて,保育園や幼稚園などでの個別指導やグループ指導の中でもぜひ平行して行うことをお勧めします。

Q7:教材・教具にはどんなものがありますか?

A:「新版ポーテージ早期教育プログラム」があります。チェックリストや手引き、活動カードなどを活用してください。またポーテージプログラムの課題に関連した玩具セットや、参考図書など用意してありますのでご希望によってご購入ください。

Q8:海外に住んでいますがポーテージ相談をやってみたいのですが。

A:電話・FAX・メール・郵便などでポーテージ相談を行うことができます。方法としてはまずお子さんの発達の様子をチェックリストに記入して返送していただきます。それにもとづいて保護者の方とお話しし、課題を作成し指導方法を家庭記録表に書いてお送りします。それに1ヵ月間の課題の様子を書いて相談日までに送っていただくというやり方です。